感性教育について

2021-02-11 (木) 11:48 幼児コース | 教室日記

レッスン時、フラッシュカードを見せる時間があるのですが、時々、有名な印象派の画家の名画などをカードで見せています。0歳から見せています。また、教室の待合室の壁のマグネットは名画の画像にしていて、1歳頃になると手に取って壁にぺたぺたと貼って遊んでいます。知らず知らずのうちに生徒さん達はたくさん目にしているのです。

文字や数字を教えるのと違い、何のためにと思われるかもしれませんが、お子さまが、何かを感じ取れればいいのだと思います。教養を高めるというだけでなく、感性を磨くきっかけになればと期待を込めて。一度、カードか何かで見ていると、親近感が沸くものです。将来、実際に美術館でカードで見た本物を見た時、「知ってる!」「見たことある!」となり、嬉しく思うでしょう。

状況が良くなったら、美術館にお子さまと行ってみるといいと思います。映画館や音楽会は、どうしても年齢制限があり、0歳から受け入れてもらえる機会は少ないですが、美術館は、0歳でも保護者と一緒に入場が許されています。

もちろん、音楽会も機会があったら是非。

本物に触れる機会をたくさん与えてあげるといいと思います。

絵画も印象派のようなきれいな色彩であれば、受け入れやすいでしょう。

絵本もいいと思います。ストーリーに感動して気持ちが豊かになった時、きっと感性が磨かれて、心が豊かになっていくのだと思います。

美しい風景、建物、映画、音楽などに接した時、美しいと感じたり感動したり、また、人の気持ちを察したり、感謝の気持ちを持てるようになるためには、感じ取る力、感性が大切だと思います。

教室のレッスンで、少しでもお子さまの感性を育ててあげられたら嬉しいです。