日本人は、世界的にみても手先が器用と言われます。
おそらく、幼少期からのお箸を使っての食事、あやとりや折り紙などの日本的文化の多くが、結果的に日本人の手先を器用にしたと言えるかもしれません。
ひらがなや漢字をコントロール良く小さく書くためには、巧緻性的にも優れていなければなりません。
さて、特に親指と人差し指の2指でつまむということは、生後2~3か月位から教えていってあげることが出来る手先のトレーニングになります。スプーンなどをつまむということを教えてあげるといいと思います。
1歳までに、豆やおはじきなどをコントロール良くつまめるようになると、クレヨンを持つ時期に鉛筆持ちが可能になります。
手先を器用にするトレーニングは様々です。おはじき、ビー玉、豆など小さいものをつまむ、洗濯ばさみをつまむ、積み木を積む、シールを貼る、はさみで切る、お絵描き、あやとり、おりがみ、ひも通し、紙飛行機飛ばし、手遊び、お箸トレーニング、様々です。
手先の器用さである巧緻性は、集中力、言葉の発語、社会的発達、思考力、情緒(共感力)の発達に大いに影響を与えます。
幼少期から指先トレーンイングを意識して与えてあげるといいと思います。