子育ては土台づくり(134)東愛知新聞連載中(2021年3月10日)

子育ては土台づくり 134

ジャンプで身体と脳を育てる

子どもは、ベットやソファーなどで飛び跳ねることが大好きです。

幼児期に飛び跳ねることは、身体、脳に、とても良い事が分かっています。

 

子どもは2歳半位から自然とジャンプを始めます。住宅環境の都合で、静止してしまいがちですが、是非、十分にこの時期、ジャンプをさせてあげて欲しいと思います。ベットやソファーでは危険なので、家庭用の小さなトランポリンを使用すると良いでしょう。

 

幼児期にジャンプすることがなぜ良いかというと体幹を鍛えることが出来るからです。

ジャンプしていると空中で姿勢を保つため腹筋、背筋を鍛えられます。腹筋や背筋をしっかり鍛えられていると姿勢を正しく保つことが出来ます。

立腰教育と言う言葉がありますが、勉強、運動は、姿勢が第一です。正しい姿勢ができてこそ上達します。

体幹は、すぐには育ちませんので小さいころからの働きかけが大切です。

また、両足を肩幅に開いて上下にジャンプすることをリバウンドジャンプと言いますが、幼児期にリバウンドジャンプのトレーニングをしていることと疾走能力の関係の研究結果もありジャンプすることの大切さを証明しています。

私もこれまで、幼児期にトランポリンを使用しジャンプをしてきて運動神経が良くなり、足が速くなった子どもをたくさん見てきました。

 

また、子どもがジャンプして遊んでいる所を見ていると一生懸命にやっています。

思いっきり全身を使って遊び、気持ちを発散させることにより心の安定にも繋がります。

 

ジャンプすることで頭の中央にある蝶形骨が刺激され頭蓋骨全体の歪を無くすとも言われています。蝶形骨は、脳を載せる受け皿と言われ蝶形骨が歪んでいると脳の形も変わってしまいます。脳の血流や、正常な動作、パフォーマンスに大いに影響します。蝶形骨は、天才の骨とも言われています。

 

幼児期のジャンプを日常に取り入れることをお勧めします。