先日、大学生から子どもたちへ「大学生による人生プレゼン」を豊橋芸術劇場プラットで行いました。
多くの参加者の方から、感動したという声を多くいただきました。
「まだやりたいことが見つからない人は勉強しましょう」という言葉は重みがありました。
小さい頃の興味、生活体験から自分の好きを大学の専攻で突き詰めていくエピソードには輝きが感じられました。
「創作」というテーマのプレゼンでは、子ども達は「創作」していいんだという気持ちにさせられたと思います。
保護者様達からは、今まで工作やお絵描きなどよりも勉強を優先させていたけれど、「創作」の時間を大切にしてあげたいという声が多かったです。
「もがきは傑作品を生む」という言葉は進路にもがいた経験からの言葉でしょう。進路が決まった後のプレゼンでは清々しさが伝わってきました。
私たちは、幼児教育という立場からも気づきがありました。
お子さんに対して、より寛大な見方が出来るようになったということでしょうか。
普段、幼児期・学童期のお子さんに接していると、毎日のように、お子さんですから、保護者様の思い通りにならない場面を多く目にします。
大学生の皆さんに接して、子育ては今の状態だけでお子さんを見てはいけないという思いがより強くなりました。
将来、自立した後の姿を思い浮かべながら、今は未成熟な状態で、与える教育、環境、経験すべてが糧になって成長していくと考えると、今、動き回って大変などは些細なことで、成長の過程の一コマなのだと受け取れるようになるかもしれません。
子育ては長丁場で続いていき、親と子の関係は永遠と続きます。
小学生以上のお子様の保護者様だけでなく、幼児期のお子様の保護者様にも次回は是非ご参加していただくと、子育てに対して新たな気づきがあるかもしれません。
次回は2026年3月27日(金)になります。