小学生低学年のレッスンでは様々な取り組みを行うので、子ども達は、項目毎に好き嫌いが出てきます。
純粋な反応として、得意でない項目には「これきらーい」「これにがてー」という声が飛んできます。
この言葉を聞く度に私達は、「嫌いと言わないでね」「苦手も言わないでね」と伝えています。
「苦手!」という言葉を言って私達に止められたお子さんが、次の週、「苦手って言ったら出来るようにならないんだよね。苦手って言わないよ。」と、言い出しました。おそらく、ご家庭でも話題になったのかもしれませんが、気づいてもらえたようです。
別のお子さんは、「嫌いって言わないよ。苦手って言わないよ。」と噛みしめるように言いながら続けていた子がある時、「私、苦手じゃなくなってきたんだよ。」と教えてくれました。
お子さんの成長の場面に遭遇する時が嬉しいですね。